栃餅(1升)の作り方について簡単に説明します。
1、もち米をよく研いで、十分な量(ひたひたより多い程度)の水に、2時間以上漬けておきます。
2、水切りしたもち米と栃の実を一緒に30分以上蒸します。
(推奨は強火で40分)
当店では、蒸すときに栃の実を餅米に埋めています。
3、蒸し上がった餅米と栃の実を一緒に市販の餅つき器でつきます。
ここで注意しなければいけないのが、市販の餅つき器だとハネの周りに栃の実が集まって、
周りの餅米が混ざらないことがあるんです。
この画像みたいに。
(注、説明の為に蓋を取って撮影しました。栃餅をつく時は、餅つき器に蓋をしています。)
そんな時は、一度餅つき器を止めて、へらで餅米をかき回してください。
4、10分以上ついて栃餅がつけてきたら、1升に付き、100cc~150ccくらいの水を少しずつ加えます。
栃餅は、栃の実のアクの影響で重たいというか、固い餅になります。
水を加えて少し柔らかすぎる位の方が美味しいと思います。
栃餅は、餅米がうまく潰れないことがあるので、トータルで20分くらいつけば出来上がりです。